台湾をはじめとする中華圏では、旧暦7月は「鬼月」と呼ばれています。
鬼月とは「死者の霊(鬼)が霊界から人間界に戻ってくる1カ月間」の事です。
この期間は鬼門が開き、自分のご先祖の霊や悪い霊が戻ってきます。
悪い霊に悪さをされないよう、「鬼月にやってはいけない禁忌(タブー)」があります。
この記事では、そのタブーを10個紹介します。
鬼月にやってはいけない禁忌10選
1.夜、洗濯物を干す
理由は、
- 服の形を人間だと思って霊が寄ってくるから
- 霊界はとても寒く、暖を取るために服を探しているから
との事です。
2.夜、写真を撮る
写真を撮ったら、霊が映り込んでいるかも・・・。
写真を撮ってSNSにアップするのが大好きな台湾人。
これを守るのは難しそうですね(笑)
3.夜、口笛を吹く
霊が寄ってくるから。
台湾でも、普段から「夜に口笛を吹くべきではない」とされています。
鬼月には「絶対に吹いてはいけない」とのこと。
4.夜遊び/水遊びをする
夜は霊がいるから。
水遊びをすると、水難で亡くなった人の霊に連れて行かれてしまうから。
5.最終便に乗る
バスや電車の最終便は、夜11時~深夜1時頃が多いです。
この時間帯は、最も霊界の気が強い時間帯だから。
6.壁側を歩く/壁にもたれる
鬼月の期間は、悪い霊が壁に隠れているから。
7.フルネームを呼ばれて振り返る
自分のエネルギーがすり減り、霊に捕まりやすくなってしまうから。
肩を叩かれて振り返るのもNGだそうです。
8.目立つ事をやる
目立つ事をやると霊に目をつけられるから。
霊は常に「抓交替」をしています。
抓交替とは、「自分がまた人間界に戻るために、替わりに死者となる者を探す」こと。
9.病院に行く
陰の気が強い場所だから。
病院は生死が同じ空間で行われているので、鬼月には行かない方がいいとの事。
10.不動産を買う
買った不動産に幽霊が出るから。
鬼月に不動産を買うのは不吉とされています。
他にも、
- 引っ越し
- 車を買う
- 結婚する
のも、鬼月にはNG。
まとめ
「こんなにいっぱい禁忌があるんじゃ、何もできないんじゃないの?」と思うかもしれません。
鬼月の1カ月間は、何もせず過ごすのがいちばん良いらしいですよ。
参照元:https://jp.pinkoi.com/magz/wH5ne3RQ
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