漢字って、中国から来たものだから、日本の漢字は全て中国語でも使われているんでしょ?
と思っていたら大間違い。
日本語ではよく使うけど、中国語では使わない漢字もあるんです。
今回は、そのような「その日本語の漢字では、台湾人に伝わらないよ」という漢字をまとめました。
台湾で使われている字は「繁体字」と言います。
繁体字は、日本の旧字体とほぼ同じです。
中国語では使わない漢字
1.「駅」
「駅」の繁体字は「驛」ですが、日常生活では使いません。
「駅」の事は、中国語で「站」と言います。
2.「渋」
東京渋谷の「渋」。
繁体字は「澀」。
台湾では「澀谷」と書く事が多いようですが、「涉谷」と書く事もあるそうです。
つまり、「渋谷駅」と筆談しても、台湾人には伝わりません。
3.「昼」
「昼」の繁体字は「晝」。
読書の書という字の下に一本線がある字。
「晝」も日常生活では使いません。
「昼飯」と筆談しても、台湾人には伝わりません。
4.「弁」
お弁当の「弁」。
台湾では、弁当の事を「便當」と言います。(當=当の繁体字)
「便」も「弁」も、中国語読みは「bian4」(ビエン)。
「弁當」という表記にならなかったのは、「弁」の字が日常的に使われていないから。
つまり、先ほどの「昼」と合わせると、「お昼はお弁当です」という文は、台湾人には伝わりません。
5.「堀」
堀北真希さんの「堀」。
中華圏では、てへんの「掘」と間違えられて、「”掘”北真希」となっている事が多いですね。
6.「垣」
新垣結衣さんの「垣」。
中華圏では、りっしんべんの「恒」と間違えられて、「新”恒”結衣」となっている事が多いですね。
「堀垣さん」や「垣堀さん」が中華圏で生活するのは大変そうですね(笑)
まとめ
台北郊外の温泉地で「ウーライ」という場所がありますが、繁体字での表記は「烏來」です。
これは「烏(からす)來」です。
「鳥(とり)來」ではありません。
「烏(からす)」という字は、日本では日常的には使わないので、間違えている日本人ブロガーが時々いますね。
まぁ、字が小さくて見えにくいという事もありますが。
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