台湾の夏は金針花の季節!
金針花とは、日本ではワスレグサと呼ばれている、オレンジの花。
金針花は7月~9月がベストシーズンです。
今回、台東の太麻里へ金針花を見に行ってきました。
「忘憂谷」「雙乳峰」と言う、二か所のお花畑に行きました。
両方とも、一面金針花で、オレンジが映えていましたよ~。
日本ではあまり見る事が無い金針花。
お花好きの人や、写真撮影が趣味の方、ぜひ行ってみてください。
この記事では、
- 台東の太麻里への行き方
- 金針花を見れる忘憂谷と雙乳峰について
- 金針花を食べてみた
について紹介します。
台東の太麻里への行き方
台北⇔台東は、台湾の国内線飛行機で片道1時間。
しかし今回は、高雄経由で行ってみました。
台北から新幹線で高雄へ(高雄1泊)
↓
翌朝、台湾鉄道で台東の太麻里駅へ(約2時間)
↓
帰りは、飛行機で台東から台北へ(約1時間)
飛行機なら弾丸旅行でも台東へ行けますね!
台東太麻里郷は、金針花の故郷。
日本統治時代、薬山(現在の金針山)一帯で、薬草が育てられていました。
日本統治時代が終わった後、台湾で初めて、金針花を育て始めたのがこの山だそうです。
金針花を見に行こう
最寄りホテルからハイキング
今回、「環山雅築」というホテルに宿泊しました。
そのホテルから、金針花のお花畑「忘憂谷」と「雙乳峰」まで、片道徒歩30分くらいです。
ただ、写真を撮りながら、上り坂をゆっくりハイキングしたので、行きは40分ほどかかりました。
忘憂谷
まずは「忘憂谷」へ歩いて行ってみることにしました。
当日は天候に恵まれず、残念ながら雨でしたが、なんとホテルのワンちゃんがハイキングコースを先導してくれました!
おかげで、とても楽しいハイキングとなりました。
ホテルのオーナーより、「今年は少し咲くのが遅く、まだ半分ほどしか開花していない」と聞いていましたが、絶景です!
初めて見ると、本当に感動する美しさです。
金針花は食べる事もできる
そして、この金針花、実は食べてもとても美味しいんです!
台湾の山菜料理のひとつなんですよ。
「忘憂谷」の階段下で、朝摘みたての新鮮金針花天ぷらを食べることができます。
とっても美味しいローカルフードですので、ぜひ試してみてください。
雙乳峰
そして午後は「雙乳峰」へ。
これで半分の開花だなんて、信じられないほど美しい風景でした!
「満開の時にまた来たい!」と誰もが思うのではないでしょうか。
そして、金針花は太陽が出ている時だけ咲きます。
朝、お花がつぼんでいる姿と、日の出も美しいとのこと。
一年中、花を楽しめる金針山
訪れたのは8月中旬だったのですが、標高が高く涼しいからか、一部でキレイに紫陽花が咲いていました。
実はこの金針山、
- 1月~3月:桜
- 4月~5月:ユリ
- 6月~7月:アジサイ
- 7月~9月:金針花
- 11月~12月:もみじ
と、一年中色々なお花が見れる山なんです。
まとめ
「中国人がいない今こそ、台湾へ行く時!」と言っている皆さん、ぜひ台東へ行ってくださいね。
日本人が「遠いから」と行かない台東へ一番行っていたのは、中国人です。
台東の方々は、観光客が減って困っていますよ。
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