もうすぐ春節(旧正月)。
日本のお正月には、おせち料理がありますね。
台湾の春節にも「年菜」と呼ばれる、おせち料理のようなものがあります。
台湾の「年菜」は、旧暦の大晦日に食べます。
つまり、年が明ける前に食べるんです。
この記事では、台湾の春節料理「年菜」で食べる縁起の良い物を紹介します。
日本のおせち料理も、それぞれの食材に縁起を担いだ意味がありますよね。
「年菜」の食材にも、それぞれ意味があります。
目次(タップで飛べます)
台湾の春節料理「年菜」で食べる縁起の良い物
1.水餃子
水餃子の形が中国の昔のお金「元宝」に似ている。
2.みかん
みかんの中国語「橘子」の「橘」が「吉」の発音と似ている。
3.パイナップル
パイナップルの台湾語発音「オンライ」が「旺來」(繁栄)と似ている。
4.大根
大根の中国語「菜頭」が「彩頭」(良い兆し)の発音と似ている。
5.魚
中国語での「魚」の発音が「年年有餘」(毎年お金や食べ物が余りある)の「餘」と同じ。
旧暦大晦日に食べる「年菜」では魚を食べますが、旧暦1月1日には魚を食べてはいけません。
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6.長年菜
長年菜とは葉物野菜。
噛み切らずに食べる事で、長寿を願います。
7.年糕
お餅のようなもの。
中国語での「糕」の発音が、「步步高昇」(一歩一歩上昇する)の「高」と同じ。
8.發糕
蒸しパンのようなもの。
「發財」(お金持ちになる)の「發」だから。
まとめ
自宅で水餃子を作り、デザートにみかんを食べれば、日本でも春節っぽさを味わえますよ。
今年はぜひ「手作り春節パーティー」してみてください。
台湾の春節について知りたい?
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